わきまえない女なので怒ります

森会長の女性差別発言に対する怒りとか、呆れとか、もう、とにかく長くなるけど、わきまえない女なので気にしないで書き連ねます。

未だに「女は○○だ」という事を発する人間が上に立っていて、周囲もそれを容認しているという絶望。
あの発言に対して「おかしい」という声が上がるどころか、笑いが起きたというのだから色々と気持ち悪い。終わっている。
「もうおじいちゃんなんだから許してあげて」なんていうめちゃくちゃな擁護をしている人がいたそうだが、こちらは「ですから、もうご隠居なさってください」と言っているのだ。
時々、海外でこんなに批判されていて問題だ、という趣旨で報道されていたりするが、これもちょっと間違っていて、問題の根本は海外で批判されているからではない。日本の政治家が当たり前のようにいつまでも男尊女卑の思想を持ち続けていること。
日本の国民の約半分は女性なんですよ。半分の日本国民を苦しませて、そのままでいいと思っている人間が政治をしていいはずがない。
今までもずーーっと、女性差別発言が定期的に政治家からこぼれ出て来て、何があったかなとネットで調べてみたら、まとめていたサイトがあり、見ていたらオエーっとなってしまった。
オエーっとなるけど、忘れちゃいけないので、貼っておきます。

政治家のおじいさんの通低している考えは、とにかく女は子供を生まないと生きている価値がないらしい。
そして、今現在、杉田水脈議員のような、おじさんが喜ぶような差別発言をした人を放置したまま、蓮舫議員や辻元議員を「きつい」などといって批判している。大人しく、物言わぬ女性が喜ばれる、地獄の日本。

アメリカもけっしてジェンダーギャップ先進国ではないが、バイデン新大統領が内閣に女性を半分起用した。このように変わろうとする姿勢だけでもとても羨ましくなってしまう。
ところで、そんなバイデン新大統領の采配に、「男女じゃなく能力で採用すべきだ」なんていう声が上がるが、我々、散々能力が高いとは思えない男性の役員や大臣を見てきましたが、、、?と言いたくなる。
政治家は言葉が一番大切なはずなのに、こんな失言ばかり言うおじさん政治家のどこが有能というのか。
そもそも、アメリカの政治を見る前に日本のおじいちゃんだらけ内閣の方がよっぽど酷い。
女性も社会進出しているようで、政治家、企業の役員はまだまだ男性ばかりで、意思決定の場に女性がいない。女性の声が通りにくい世の中だ。女性の声を届けるために、政治家に女性を増やすべきなのに、中々日本では実現しない。2020年までに30%にするって言ってたのにね。
コロナ禍の中、なぜ会食に行くのかと問題になって初めて知ったが、会食で重大な話し合いが行われているらしい。だが、それでは子育てを大部分担っている女性は排除されてしまうに決まっている。
本当に悔しいなあ。
一庶民の私に今すぐできることは、このような差別発言をした政治家の事を忘れないようにすることだろう。
絶対忘れねえからな!!

さて。言葉が汚くなってきたところで、例の森会長の謝ってない謝罪会見で、「適任じゃないと思います」と言い放ったのは、我らがTBSラジオの澤田大樹記者。
その時の話を砂鉄さんのラジオで詳しく話していたので、ぜひ。オープニングの砂鉄さんのトークも良かったです。怒る男性がいてくれるのはとても頼もしい。
公式のYouTubeで聞けます。

ちゃんと貼れてないかも。。難しい
オープニング7:30頃から。澤田大樹記者 1:28:00頃から。

本当は違うことを書こうと思ってたけど、とりあえずこの怒りだけは書き留めておかなきゃと思い、変更。
やっぱり長くなってしまいましたね。でもそれだけ怒ってるからです。女だからじゃないですよ。

2021/02/09