後悔先に立たず

「ファッションデザイナーになりたいから、高校を卒業したら東京の専門学校に行こう!」と決意した中学生の私。
しかし、うっかりゴリゴリの進学校の高校に進んでしまった。
進学校だから、勉強をするにはとてもいい環境だったはずだが、進学校だから、先生たちはことさら「大学受験のために」を口にする。
当たり前だ。
専門学校に進学すると決めて入学してきた私が、ただの場違いなのだ。

しかし、その先生たちの、熱心な進学指導を見れば見るほど、「高校の勉強は大学受験のためにあるなら、私は勉強しなくていっか!」などと短絡的に考えるようになってしまった愚かな私。
かといって、学校をサボるほどの度胸もなく、授業中はひたすら、
(将来お店を開くならこんな内装にしよう)とか、
(10万円あったら買いたいものランキング!) などと、しょうもない妄想をして過ごしていた。
こいつ、、、後ろからハリセンで頭を叩いてやりたい。
なんて無駄な時間を過ごしているのだ!!

大人になってから気付く。高校生の頃の頭の筋肉ってとても柔らかかった。
きっと、鍛えれば鍛えるほど、基礎体力として身に付いていったことだろう。
しかし、その当時勉強をサボりまくっていた私には、頭の基礎体力が全く付いていない。
ほんの少し難しい本を読むのに四苦八苦し、回転の早い会話劇のラジオについていけなくなったり、
日常会話でも、自分の頭の回転の悪さに辟易することが往々にしてある。

後悔先に立たずとはまさにこのことか。

実際の高校の勉強の内容は、生きていく上ではほとんど必要のない知識だろう。でも、あの時きちんと鍛えていた人には、きっと基礎的な筋力が付いている。
高校生、、、は、このブログを読んでいないと思うけれど、、、
「数学って生きていくのに必要ある?」なんて言ってサボろうとしている高校生がいたら教えたい。
勉強、やれる環境にあるのならとりあえず頑張っておいた方がいい。
将来やりたいことが出来た時。
読みたい論文があった時。
新しい事を始めなきゃいけなくなった時。
基礎体力が無いと本当に苦労するのよ。
そして頭を鍛えておけば、きっとどんな時も助走が軽くなるはずだ。

「ついこの間話した内容をすっかり忘れて同じ話をすること」なんてことは日常茶飯事。あーあーといつも自己嫌悪に陥りそうになるのだが、
ジェーンスーさんと堀井美香さんのPodcast番組「over the sun」では、2人が「この話したっけ?」「忘れちゃった!」なんて言いながら笑い合っていて、なんだか気が抜けて癒されます。
中年女性がふざけ合ってるラジオ番組って、そういえば無かったなあ。とても画期的かも。
「over the sun」本当におすすめです。

2021/03/28