淡々と生きてみたい

年明け早々に大きなイベントだった日本橋三越の英国展が終わり、仕事モードの一年が始まった感がある。
三越に出勤するために朝きちんと7時に起き夜12時には寝ていたら、英国展が終わってもそのリズムが残り、今もきちんとした生活が出来ている。いいぞ、いい感じだぞ。と、自分に声をかけてあげる。
というのも、昨年夏頃からずっと、深夜3時、4時とかに寝て、朝はとりあえず9時くらいに起きるけどまた変な時間に昼寝もして、という絵に描いたようなフリーランスらしい生活をしていた。そう、私はフリーランスなのだから、そのへんも堂々とフリーダムに生きたらいいのだが、好きな時間に寝たり起きたりしていると、ダメ人間の烙印を捺されたような、誰かに責められているような罪悪感に駆られてしまう。

生活リズムは今のところ淡々といい感じだが、さていつまで続くか。テンションが高かったり低かったりとどうにも不安定な人間であるということに気付いてはいるが、そんな自分に未だ納得できていない。
精神的にも淡々とした人にずっと憧れている。もういい加減、私はドタバタする人間なのだ、と、諦めたらいいのに、なんだか諦められない。
すぐにテンパり、泣いたり、イライラしたり、全然落ち着いた大人になれない。
こんな私は、漫画「動物のお医者さん」の登場人物でいうと二階堂だ。
私はハムテルになりたい。

2022/1/23