女性の不安を無視しないで

先日、インスタストーリーにてこちらの記事をシェアしたが、詳しく私の意見を書きたいと思う。

https://news.yahoo.co.jp/articles/44b8c386efce2ac82b95b503e1840b798d510cf1

私がそのことに疑問を持ち始めたのは、2020年年末のフラワーデモのこと。トランス女性(男性の身体で女性を自認する人)を参加させないのはトランス差別だというネットの声を聞き、それはちょっと違うんじゃないか?と思ったのがきっかけだった。
フラワーデモとは、性被害者の女性たちが性犯罪の厳罰化を求めるデモであり、参加者の多くは性被害者である。
そして、性被害者の多くは女性であり、そして加害者は男性であり、男性そのものにトラウマを抱える人も多いことは想像に難くない。
だから、身体が男性であるトランス女性は参加を控えるべきでは?と、私もそのようにツイッターで呟いたところ、私はトランス差別者だと言われてしまった。

差別者と言われて、平気な人間はそうそういない。私もとても混乱してしまい、しばらく、ツイッターでトランス女性について検索して色んな人の意見を見るようにした。
そして改めて、やっぱり私は間違ってないと思う。

凄く語るのが難しい問題で、きっと長くなるけど、読んでほしい。特に、女性と、女児を育てる方々に。

今与野党で進めようとしているLGBT法案では、「性自認による差別をしてはいけない」としている。それがとても曖昧な表現のため、不安に思う女性はとても多い。当たり前だ。
性自認を尊重するということは、その人が心が女性だと言えば身体が男性でも女性スペース(トイレや浴場など)を利用できるようになるという事だ。
「女性自認男性が女性トイレを利用できないのは人権侵害だ」と訴える当事者やアライ(支援者)たちがいるが、目に見えない性自認を基準にしてしまえば、犯罪目的の男性の侵入も許すことになってしまい、女性トイレの安全性は保てない、と言うのが、私含む他称トランスヘイターの主張である。そう、こういった主張をする人達がトランスヘイターと罵られているが、どこがトランスヘイトなのだろうか。

すでに、セルフID制を導入したイギリスでは、沢山の問題が起こっている。
(性自認が女性と言う強姦犯が女性刑務所に移送された!など。あり得ない、、、)
私がこの問題に関心を寄せた頃、ハリー・ポッターの作者であるJ.k.ローリングが「酷い差別主義者だ」「トランスヘイターだ」と言われている記事が広まっていた。
しかしよく読むと、ローリングは、上述のような女性の安全を危惧した発言をしていただけであった。
そして、今年に入りイギリスはセルフID制を取り下げる決断をした。
日本は、わざわざイギリスの辿った道をなぞることはない。すでに、日本でもこんな事件が起こってしまった。「心が女性」と言って女性の警戒を解き、女性に性加害した男が逮捕された。

https://www.sankei.com/article/20230207-VWVKGB4Z7ZPHLGKAFJD5D7UMZE/

また、共産党の議員が女子トイレで盗撮をしたとして逮捕された。

https://www.chibanippo.co.jp/news/national/1017064

(この事件については、田村智子議員がコメントを出し、逮捕された大西議員を除名しただけの共産党の対応に酷くがっかりした。やはり、党首が男性のままずっと変わらず、衆院選比例候補の一位二位も男性のまま。男女平等ではなくジェンダー平等などという言葉を使っていることに、共産党でも女性差別に対しては真剣に取り組んでくれないんだなと感じている。)

法案に戻るが、LGBとTを切り離して立法してほしいと思う。Lの当事者にも、性自認の記述があるせいでこの法案に反対している人がとても多い。
最後まで残るのが女性差別、と言われているのがよくわかる。女性差別を残したいのは、自民党だけじゃない。野党も同じなのだ。
「女性や、女児を性犯罪から守りたい。性犯罪者とトランスジェンダーの区別がつかないので、身体の性別に合わせてトイレは使うべきだ。」というと、トランス差別だと言われてしまう。これが女性の声を塞ぐことと何が違うのか。

本当はずっと、この問題をブログに書きたかったが、JKローリングが酷い誹謗中傷や、殺害予告までされ、日本でも、トランスヘイターだと言われ個人情報を探られ、ツイッターのアカウントを削除してしまった方々が沢山いて、こわくて中々書けなかった。
しかし、加賀ななえ市議が勇気ある発信をされ、「私も続かなければ。」とブログを書くことにした。

次回は、性自認やジェンダーということについてもっと掘り下げた話を書きたいと思う。

2023/3/3