外見について考える

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「デザイナーなんだから、もう少し身なりも自己プロデュースした方が良い」と言われ、その通りと思いつつも、うーむ、と考え込みました。
デザイナーとしてお客様に信頼してもらうために、最低限の身なりは整えなきゃ。
しかし、そこからもう一歩踏み出して考えると、外見的になりたい自分とは、どんな自分なのだろう。
一人が楽しいと言いつつ、まだ恋愛したい気持ちもあるのか、自分の外見の幾つかの選択をそういう目で判断しそうになる、果てしなくしょうもない女の自分がいて、そんな自分は凄く嫌いだと思う。
そもそも、この年齢にもなってそんな次元にいたらちょっとヤバイおばさんだ。(、、、それは暴論かな。個人の自由ですね。)
そして、もともと、◯◯っぽいと言われるのが凄く嫌いなタイプなので、芸能人の誰かのようになりたいと思ったことが1度もない。
大体、素材が違うのだから他人を参考にするのが間違っている気がする。
よって、自己プロデュースの方向性が未だに定まっていない。
洋服は好きだから、好きな洋服着て靴を履いて、その格好にバランス悪くない髪型やメイクを目指そう。ひとまず、これを最低限の目標にした。
見た目で人を評価するような人間になりたくはないけれど、それとこれとは話は別。ファッションを提案している身として、自分も楽しんでいなければなと思う。
そんな中、ギャルリーワッツさんのネットショップの中で私の事を「男前」と紹介してくれていて、これがとても嬉しかった。
内面的に、こんな大人になりたいと思う先輩がとても男前だから。近づけてるのかな。

ファッションやメイクに関しては、持論としては、その人が心地よければそれが一番だと思っている。
ただ、やってみないとわからないことは沢山ある。
洋服に興味のない人にも私の洋服を着てみてほしいし、私も、色んなヘアメイクを試してみようかなと思う。まだまだこれから、新たな心地よさを見つけることが出来るかもしれない。

2020/05/22